金柑の甘露煮がおせちに入っていること多いです。
金柑といえば、金柑のど飴が思い浮かんだりしますが、その通りでのどの痛みやせき止めによいと昔から言い伝えられ、冬には風邪予防に金柑のはちみつ漬けや砂糖漬けなどを手作りで常備するおうちもあると思います。
金柑はビタミンCたっぷりで健康面だけでなく美容にもいいですね。
金柑の甘露煮の味付けはお砂糖だけでもできるので、比較的簡単に作れます。
金柑甘露煮の簡単な作り方
①金柑は水でよく洗ってへたを取る。
②皮に軽くタテの切り込みを入れる。(私は6本ぐらい入れます。)
③お湯を沸騰させて金柑を入れ一煮立ちさせる。
④水を入れたボウルに金柑を入れ1時間程放置する。
⑤つまようじや竹串で切り目から種を取り出す。
⑥鍋に金柑と水をひたひたに入れる。
⑦砂糖を入れる。(10個で100gぐらい)
⑧落し蓋をして弱火で煮て煮汁が煮詰まってきたら火を止める。
②で切り込みを入れるのは味をしみ込ますため、そして⑤で種を取るため。
種は取らなくても大丈夫ですが、面倒だけど種を取っておくと食べやすいです。
④でボウルの中で水につけておくのは独特の苦みをとるためです。
⑦のお砂糖の量は好みです、だいたい金柑の重さの半分ぐらいの砂糖が適当と言われています、
金柑1個の重さは大きさにもよりますが、だいたい20グラム前後ぐらいです。
おせちの中の金柑の意味
金柑も若桃のようにおせちの中に入れると料理の中の色のアクセントになり見た目がきれいです。
さて金柑をおせちに入れる意味とは・・・
見た目にもつやつやした黄色でも想像がつくけど、金冠(金の冠)を連想し富を象徴しています。
冬至に食べる運盛り食材のひとつでもあります。
金柑の入手方法
金柑は寒くなるとスーパーの野菜、果物売り場に赤のネットに入れられて売り出されるので、おせち料理の時季に比較的手に入れやすい果物です。
生の金柑をそのまま飾るように重箱や大皿に盛り付けるのもいいかなぁとも思うけど、そのまま食べると独特の苦みがあるのでおせちに入れるなら甘い甘露煮がいいかな?
砂糖で煮ると金柑の独特の苦みをきえますよ。
ぜひ手作りしてみてくださいね。
手作りをしなくても金柑の甘露煮は通販で取り寄せることもできます。