市販のおせち料理の中に赤系のショートパスタっぽいものを見たことがあるかもしれません。
ショートパスタっぽいと言えばきこえはよいけど、いっしゅん「えっ・・・」と思ったりもする形状のちょろぎです。
あまり家庭の食卓にはのぼらないと思います。
ちょろぎっておせち料理に入ってるから、やっぱりなにか意味があると思うので、ちょろぎがおせち料理に入っている理由やちょろぎってどんな食材なのかを調べました。
ちょろぎがおせちに入っている意味
ちょろぎは、おせち料理に入っているから何か意味があるはず!
漢字で書くと長老喜なんです。
もう見るからに縁起ものですね。
ちょろぎは「長寿を喜ぶ」「喜びを長く続ける」といった意味ででおせちに入っています。
お正月のおせち料理は一年の健康や幸福を祈るものとされているので、ちょろぎがおせち料理に入っているのはそんな縁起の良さからです。
ちょろぎってどんな食材?
ちょろぎは、シソ科の多年草の植物で、食べる部分というのは、土の下の茎根の部分なんです。
土の中に渦巻き状、貝のような見た目通りの形でできています。
赤く色づいているのは梅酢などで染まっているからで、実際は白っぽい色をしています。
収穫されてから時間がたつと黄色みをおびてきます。
中国では漢方薬にも使われていたり、栄養価も高い食材です。
ちょろぎはどこに売ってる?
ちょろぎの収穫は12月頃で、年末にスーパーやデパートなどで塩漬けや甘酢漬けや梅酢漬けなど加工された形で販売されていることが多いです。
通販でも購入できます。
ちょろぎ漬けの通販
カリカリ食感のちょろぎ漬け
ちょろぎ種芋の通販
こちらはちょろぎの種芋です、このまま土にうめて育てます。
自分で育てるっていうのも楽しみがあっていいいですね。
おせち料理の縁起物
ちょろぎは「長寿を喜ぶ」「喜びを長く続ける」といった縁起物のひとつとしておせち料理の中に入っています。
市販のおせち料理には入っていることも多いけど、家庭で作るときはあまり入れる機会がないかも。
カリカリ食感のちょろぎ、赤い色は重箱の中に入れると華やかにもなります。
こんなおやつ感覚のちょろぎもありますよ
中身はひとつずつ個包装になっています。
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